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2009-09

指標の出るタイミングを狙う

各国の経済指標が発表されるときは、相場が反応して大きく動く傾向があるので、そこを狙ってスキャルピングをしかけることが可能です。

指標が発表されても、必ず取引を仕掛けるのではなく、価格が大きく飛んでしまうときです。

また、価格変動が一通り落ち着いてからも仕掛けるチャンスとなります。価格が一気に変動した直後に下押しや戻りがあるケースもあるので、そこを狙うのです。

値動きの向きが読めるなら、レバレッジを大きく利かせて勝負することも可能です。

主な経済指標としては、「貿易収支」「雇用統計」「GDP」の3つが最も注目度が高いためチャンスとなります。また、アメリカの「小売売上高」「住宅着工件数」「生産者物価指数」「消費者物価指数」も重要です。
ただ、もっとも市場が注目していて値動きが激しくなりやすい「雇用統計」だけに注目をする、というもの良い戦略です。

指標発表時はスプレッドが拡大する傾向がありますので、その際にスプレッドが狭いことが重要なポイントとなります。つまり、スプレッド固定の業者で取引をするのがいいでしょう。

値動きの激しい時間帯

スキャルピングを仕掛ける時間帯としては、日本時間の夜9時以降くらいがよいでしょう。ロンドン・ニューヨークの市場が開いているため、値動きが盛んになります。

値動きが盛んなときに、相場の動く方向を見極めて、順張りで取引するのが一番いいでしょう。

逆に、それ以外の時間帯では大きな値動きが起こりにくくなり、ダマシが多くなります。

さらに、マーケットの流動性の高い時間帯として、「寄付き」「大引け」があります。
「寄付き」はマーケットの開始時、「大引け」は終了時のことです。
この時間帯は取引が集中するので、値動きが大きくなります。

値動きの小さいときにポジションを持つと、スキャルピングでは避けたい「ポジション保有のリスク」が高まることになります。
一定時間ポジションを保有して値動きがなければ利益がなくても決済する、というルールで取引してもいいくらいです。

そして、スキャルピングでもっとも大事なのは、ポジションをとるタイミングです。
タイミングさえよければ勝てるといっても言いすぎではないでしょう。

スキャルピング向きの通過ペアは

スキャルピングでは数秒から数分の短い時間で売買を行なうので、値動きの激しい通貨のほうが利益は出やすくなります。ただし、値動きが激しい=ハイリスクハイリターンなので、取引には注意が必要です。レバレッジにも気をつけましょう。

そして、取引の回数を繰り返すので、スプレッドが小さいことも重要な要素となります。

値動きが激しいことではポンド/円が有名ですが、ポンド/円はスプレッドが広めに取られていることが多いので、スプレッドを小さく設定している業者を注意深く選ぶ必要があります。

もっともスキャルピングに向いているのはやはり米ドル/円でしょう。
流動性が高く、値動きも予想しやすいです。
そしてなによりスプレッドが低い(どの業者でも一番低く設定されているかと思います)ということがポイントです。

ほかにも、米ドルと逆相関で値動きが予想しやすいユーロ/円もスキャルピング向きと言えるでしょう。

ナンピン買いとは

買ったポジションが値下がりしたときに、損切りするのではなく買い増して、買いのコストを下げるテクニックです。
買い増すことで、そのポジションの購入額の平均は下がりますから、最初の買いより相場が上がらなくても、その平均より上がれば利益が出ることになります。
しかし、そこからさらに値下がりした場合は損失も大きくなるし、ナンピンを繰り返すには資金も必要です。

あくまで、平均購入単価を下げることを目的とするのではなく、コストをかけずにポジションを増やすことを目的にしかけるべきテクニックです。

相場が下がったときに、損切りかナンピンかというのは判断が難しいところですが、相場が下がったことに慌ててナンピン買いでは利益は望めません。しっかりと相場を読み、ボックス相場で最初のポジションに近いところまで値が戻ってくるとか、上昇トレンドの中で上下している部分だからと、大きな流れを把握しておかないと損を拡大させてしまうことになるでしょう。

ナンピンは相場の予測をしないと利益を出すのは難しいですし、予測が立つのであれば相場が上がるところでポジションを持つほうがいいので、よほどの自信がなければしないほうがいいでしょう。
特にスキャルピングでは資金効率が重要ですので、相場が下がったときはナンピンで資金を固めてしまうよりは損切りして新しい取引に回したほうがよい、というのが基本的な考え方です。

スキャルピングに最適の業者は?

スキャルピングは売買取引を多く繰り返すので、取引手数料が安いことが必須条件になります。
最近のFX業者はほとんど取引手数料が無料ですが、実質的な手数料ともいえるスプレッドは各業者によって差があります。
当然スプレッドが小さい業者ほどスキャルピングには有利です。

一方で、長期保有はまったく念頭にないため、スワップの大小はまったく問題になりません。

また、スキャルピングでは注文のタイミングが重要なので、いかに素早く注文できるかというのも業者選びのポイントとなります。
FX業者によっては1クリックで注文できると謡っているところもあり、そのように注文までの手順がシンプルなインターフェイスを提供してくれる業者の方が有利です。

それから、「スリッページ」という、注文を出した値段で約定せずに、顧客に不利は方向にずれて約定しまう現象があるのですが、これの許容値(ズレの値幅)をあらかじめ設定できるところと設定できないところがあります。
スリッページが頻繁に起こる、許容値の設定ができない業者はわずかな値動きの中で争うスキャルピングでは不利になります。

もうひとつ重要なポイントは、取引システムの堅牢性です。
売買のタイミングが重要となるスキャルピングでは、注文の集中等による取引システムの遅延が大きく利益を逃してしまう原因になることも珍しくありません。ですので、できるだけ堅牢で安定した処理速度を保てる取引システムを持っているFX業者のほうがスキャルピングには有利といえます。

スキャルピングのコツ

スキャルピングは短時間で売買を繰り返す手法なので、瞬時の判断が求められますが、それだけにルールを設定してそれを厳格に守るということが必要です。
特に損切りはしっかりしていくことです。

相場はある程度の動きのあるほうが有利です。

利益確定の目安は5pips(pips:取引の最小単位)前後と言われています。
スプレッドを差し引きしてこれくらいの利益を取れれば充分という考え方でやらないと、短い時間での取引では利益確定のチャンスを逃してしまいます。

とにかく、自分なりのルールを確立して、それを厳格に守ること。FX取引全般で重要なことですが、特にスキャルピングでは重要です。

スキャルピング手法の分類

スキャルピングの手法には、以下の4つがあります。

1.  逆張り⇒相場の天底にあたりをつけ、反転を狙った超短期ポジションを持つ。
2. 順張り⇒中期の時間軸でトレンド確認。短期のチャートを見ながらトレンドに沿ってポジションを持つ
3. ボックス相場からトレンド相場への転換期に現れるブレイクアウトを狙って持つ。
4. 指標時の一時的な変動に乗る、あるいは反発を狙って持つ。

1.逆張り
相場の天底にあたりをつけ、反転を狙って超短期でポジションを持つ。

2.順張り
中期の時間軸でトレンドを確認し、短期のチャートを見ながらトレンドに沿ってポジションを持つ。

3.ボックス相場からトレンド相場への転換期に現れるブレイクアウトを狙って待つ。

4.指標時の一時的な変動に乗る、あるいは反発を狙って待つ。

逆張りは勝率が高いですが、マイナスになったときの損失が比較的大きくなりがちです。
順張りやブレイクアウトの場合はだましが多くなります。

「指標」とは経済指標のことで、各国の中央銀行が発表します。このときの情報に刺激されて、瞬間的に激しく相場が動きます。もちろんこれは一時的なもので、時間が経てば相場は落ち着くのですが、スキャルピングの場合は狙い目のタイミングとなります。

ただし、激しくかつ予測の難しい方向へ相場が動くので、ハイリスクな取引となりますし、FX業者によっては指標時のアクセス集中でシステムが停止してしまったり、そもそも規約で禁止しているところもありますので、契約前に注意が必要です。

スキャルピングとは

「スキャルピング」とは、デイトレードの中でも非常に短時間の間に売買を繰り返し、わずかな利幅を得る手法を指します。「短時間」に具体的な定義はありませんが、1,2ティックで決済することも頻繁にあります。

スキャルピングの最大のメリットは、ポジションを長期に保有しないために資金を長期間リスクにさらすことがないということです。
一方でデメリットは相場に動きが無いときは仕掛けることができないことと、利益とコストのバランスが悪いことです。非常に短時間での売買を繰り返す手法なので、1度に大きく利益をとることは難しく、損切りはこまめにしていかないとスキャルピングになりませんので、手数のわりに利益がでません。

スキャルピングを成功させるうえでもっとも大事なのは損切りのタイミングです。どのタイミングで損切りをするか綿密な計画をあらかじめ持ち、資金効率を上げていくことが重要です。
さらに、素早い判断と絶妙なタイミングでの注文がポイントが要になります。

通貨の特徴

・米ドル(USD)
もっともメジャーな通貨でしょう。
全世界で流通する外為取引の8割を占め、基軸通貨として国際貿易や資本取引に広く使われています。
現在はサブプライムローン問題等の影響で下落している傾向にあります。

・ユーロ(EUR)
ドルに継ぐメジャー通貨として、第二の基軸通貨として各国の外貨準備に採用されたり、石油取引の一部をユーロで決済する動きがあったりと躍進しています。
ユーロ加盟国では工業国のドイツの景気に左右されやすいところがあります。

・日本円(JPY)
日本円もメジャー通貨のひとつとして世界では扱われています。
ゼロ金利政策により、金利の低さが際立っているため、キャリートレードと呼ばれる金利差を狙った取引が拡大し問題視されていました。
現在はサブプライムローンの余波を受けそれらの問題は沈静化しているようです。

・カナダドル(CAD)
アメリカドルとの結びつきが強いので、景気の動向や値動きなども似通っています。
ただ、カナダは資源産出国なので、石油・鉱物等の相場にも影響されます。

・オーストラリアドル(AUD)
歴史的に高金利を維持している国で、堅調に成長しています。
資源産出国で、特に石炭・鉄・金などが豊富です。また、農業もさかんです。

・ニュージーランドドル(NZD)
外貨預金では非常に人気の高い通貨です。
隣国オーストラリアの影響を受けやすいです。
ニュージーランド自体にはこれといった産業がありません。
歴史的に政策金利が高いですが、流通量が少なく変動率が大きいので注意が必要です。

・スイスフラン(CHF)
永世中立国で、日本に次いで金利が低いです。
地理的にユーロと同じような動きをするため、ユーロ買いのヘッジとして使われることもあります。
テロや戦争の際には買いが入りやすく、「有事のスイス買い」と言われます。

・南アフリカランド(ZAR)
金の産出国であり、他にも白金やダイヤモンドなどの貴重な鉱物が産出されます。そのため商品相場に左右されやすい傾向があります。
金利が高いが変動率も高いためリスクは高めです。

・トルコリラ(TRY)
高金利で注目を集める通貨ですが、インフレリスクが非常に高いため、取引には細心の注意が必要です。

移動平均線の書き方

「移動平均線」は、ある日から指定した日数までさかのぼった期間までの相場の平均値を出し、それを各日ごとにプロットしていってグラフにしたものです。

相場の大きな流れが視覚的にわかるので、トレンドを把握するうえでの基礎になります。

この移動平均線は、計算する期間が長くなればなるほど緩やかになり、短くなればなるほど相場の値動きと連動するようになります。

長期移動平均線は相場のトレンドを暗示する場合が多いので、これだけを見てもおおまかに変動を予測することができますが、よく使われるのは、長期移動平均線と短期移動平均線を同一のチャート上に引いて、ゴールデンクロス・デッドクロスを見ることです。

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